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東京奇文

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2005年 06月 21日

センセイ、治し方がわかりません。

趣味の話をするのは楽しい。
ものすごく楽しい。
女性と話すことよりも、正直、ずっと楽しい。
女性と話すと、非常に疲れる。
なぜなら私は、女性と話すことが上手ではないからである。
その点、趣味の話であれば、時間があっという間に過ぎてしまう。
もちろん、かなり好きな女性相手であれば疲れはしないが、そうでない場合、ずいぶん気疲れしてしまうのである。
オタクになる気持ちが、非常によくわかる。
女性と話すのが苦手だからというより、本質的に、趣味の話のほうが楽しいから、オタクになるのであろう。
すでに私はオタクなのかもしれない。

やはり私は、恋少なき(それも極端に)男である。
心身ともに、全くいけてない。
自覚はあるものの、どうも、治す気がしない。

というか、治し方がわかりません。


作家の高橋源一郎は、同居人から、
「本と私とどっちが大切なの」
と訊ねられたとき、
「どっちかというと本かも」
と答えたという。
そして、ある日家に帰ってきたら、本が浴槽に浸かっていたそうである。

高橋源一郎の気持ち、私は良くわかる。
一人の女と無数の書物。
どちらが大切かって言われたら、そりゃあ、ねえ、書物に決まってんじゃん。
自分が読んだ書物ってのは、己の血肉なんだから。


ただ、治さなくても、今のところ日常生活には特に支障は無い。
今後、問題が起きるとすれば、「無視をしている」と取られてしまった場合であろう。
これが一番困る。
別に無視をしているわけではないのだ。
なんと言えばいいのか、特に用がないだけというか、やはり話しかけるのはしんどいことなので、ついラクなほうへ流されてしまうというか、そういうことなのだ。


すんません、要するに、今はあまり、女性に興味がありません。
興味を示さなくても、嫌っているとか、敵意を持っているとか、そういうわけではないので、どうかお許しください。

by prince_of_curry | 2005-06-21 22:57


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