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東京奇文

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2006年 11月 05日

積極的受動性。

女性が恐い、というとき、女性の何が恐いのだろう。

女性が恐いのは、女性と接すると、パニックに陥ってしまうからなのだ。

なぜパニックになってしまうのか。
普段の準備、心構えが全くできていないからだ。

自分が女性と話すということを、現実として理解していない。
女性は彼岸にあり、自分とは関係の無いものとし、避けることばかりを無意識のうちに考えてしまっているのだ。
たとえば、幽霊の存在を信じていないものは、普段から幽霊対策などというようなことはしないであろう。
それと同様に、女性が自分とかかわりのある存在だと信じていないと、女性に話しかけられたときの心構えなど、作るはずも無い。


女性から話しかけられても、あわてないようにしなければならない。
そのためには、ある程度話しかけられるということを予想していなければならない。
いまだに、挨拶されただけで、予想外の出来事だと感じてしまうのだ。
もてたいという考えよりも、避けたいという考えのほうが、ずっと上回った状態で、歳をとってしまったのだ。
だから、普通に女性と話すことは非日常であり、話さないのが日常なのだ。


いま重要なのは、話しかける勇気ではなく、話しかけられる勇気である。
普段から、女性から話しかけられることは通常のことであるという認識をもち、「いつでも話しかけてくれてオーケーですよ」という気持ちを持っておく必要がある。
そうすることで、話しかけられたときのパニックも抑えられるのではないだろうか。
残念ながら、私は昨日、それに気がついた。

もてようなどという壮大な目標を掲げてもむなしいだけだが、せめて、女性から毛嫌いされない程度の受け答えができないと、たぶん一生苦しいままだ。


大事なのは、人間関係における想定範囲外を作らないことだ。
すべて、起こったことは、起こったこととして、客観的に許容する。
主観的に「イヤだな」と思ったとしても、起きることに対しては、危機管理をしておかなければならない。

自分の考えにかかわらず、女性は、関わりを持たざるを得ない存在であり、関わりを持てば楽しい存在であるのだ。

by prince_of_curry | 2006-11-05 13:22


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