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東京奇文

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2008年 01月 22日

考えない人。

女の子とゴハンを食べに行くとき。
悩むのは、どこに食べに行くか、である。

しかし最近、実はそれほど悩む必要はないのではないかと思うようになってきた。

場所を決める最大のポイントは、「相手が何を食べたいか」ではなく、「相手に何を食べさせたいか」ではないのだろうか。
もし、相手に食べたいものがあれば、こちらが悩まなくても、向こうから言ってくる。
相手の好みに無理矢理合わせようとしても、うまくいかないのだ。
もちろん、自分が相手にしてあげたいことと相手が望むものとが一致するのであれば、それに越したことはないのだが。

もし悩むのだとすれば、それは相手のことを、普段から考えていないという証左になる。

私がモテない主な原因は、たとえ好きな相手であっても、相手のことを日常的に考えているわけではないという点ではないだろうか。

ひとりでどこかに食べに行っても、「今度誰々を連れてこよう」などと、あまり考えていない。
そもそも、女子と来るという前提で物事を考えることがほとんどない。
考えていないから、メールの内容も、喋る話題も、思いつかないのだ。


そうだ。
私は、自分のことで頭がいっぱいなのだ。
他人のことを思いやるほど、余裕がない。

・・・いや、考えたい相手がいないだけかもしれない。

少しは自覚できたな。
私には、彼女を作ろうという気が、なかった。
そうであると意識できないくらい、何も考えていなかった。


ではどうすべきか。

強制的に、彼女を作ることを前提に物事を考えてみる。
女性の目を意識してみる。

・・・難しいね。
考えないと楽しい思いもできないけれど、かといって考えなくても、それなりに生きていけてしまうから。

by prince_of_curry | 2008-01-22 20:00


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